

こんにちは。最近はまた暑さが戻ってきましたね!
先日、無事にお誕生日を迎え、またひとつ歳を重ねることができました。この年齢になると、元気に新しい1年を迎えられること自体が本当にありがたく、「今」という時間を大切に生きていこうと改めて実感しています。
さて、最近の世の中を見渡すと、どこもかしこも「効率」「タイパ(タイムパフォーマンス)」「コスパ」ばかりがもてはやされているように感じます。無駄を省き、最短距離で正解にたどり着くことが「賢い生き方」とされる時代です。
でも、私は思うのです。こんな時代だからこそ、あえて時間をかけ、迷い、悩み、自問自答する時間こそが、人生で最も価値のある時間なのではないか、と。
振り返ってみれば、若い頃の私は、他人の言うことをそのまま鵜呑みにしたり、心の中にふと浮かんだ疑問や違和感を「まあいっか」と流してしまったりすることがたくさんありました。
けれど不思議なことに、経験を重ねた今の方が、自分の選択や行動に対して立ち止まり、深く悩んだり自問自答したりする時間が増えています。
一見すると「若い頃より要領が悪くなっている」ように思えるかもしれません。でも、違うのです。それだけ自分の人生や目の前の出来事に対して、真剣に向き合えるようになったからなのだと思います。
以前、このコラムで「素直さ」について触れたことがありました。 「素直な人」と聞くと、多くの人は「他人の言うことを何でもハイハイと聞く人」を想像するかもしれません。ですが、私はそうではないと思っています。
本当の「素直さ」とは、自分の心に正直になることです。
胸の奥に小さな引っかかりや違和感があるのに、それに目をつぶって前に進むのって…正直、めちゃくちゃ気持ち悪いですよね(笑)。
最短距離の「正解」を急ぐあまり、自分の心の声を無視して進むくらいなら、途中で立ち止まって「本当にこれでいいのかな?」と迷うほうがずっといい。その「迷い」や「悩み」の時間こそが、他人の借り物ではない、あなただけの「心の軸」を育ててくれるからです。
タイパを追い求める時代だからこそ、自分の心とじっくり対話する「贅沢なまわり道」を楽しめる人でありたい!
そう思いながら、今年もまた自分らしく、ひとつひとつの時間と丁寧に向き合っていこうと思います。

愛すべき後ろ姿・・・☆