海がくれた余白・・・

今年の4月からは、これまで続けてきた仕事や家のことに加え、新たに大学院での学びが始まりました。
どれも自分が「やりたい」と思って選んだことだからこそ、一つひとつを中途半端にはしたくない!仕事も、お客様へのサポートも、家族との時間も、そして大学院での学びも、すべて大切にしたい!という思いがありました。
でも、最初の2か月は、そのバランスを取ることが想像以上に難しかったのです。
時間が足りない・・・自分の力が追いつかない・・・やることが頭から離れず、「いつも何かを考えている」「何かに追われている」ような感覚が続いていました。
思うようにできない自分にイライラしたり、情けなく感じたり…。
今思えば、誰かに追い込まれていたわけではなく、自分自身で「ちゃんとやらなければ」と自分を追い込んでいただけだったのですが…(笑)。
そんな時に、私を救ってくれたのが「海」の存在でした。
海へ出ると、スマホを見ることも、仕事を進めることも、レポートを書くこともできません。
目の前には広い海があり、波の音が聞こえ、風を感じる。その時間だけは、不思議とすべてを岸に置いていけるような感覚になるのです。
そんな何もできない時間だからこそ、心に少し余白が生まれました。
そこでふと気づいたのです。
私は、自分のやりたいことに挑戦できているにもかかわらず、「大変、大変」と一人で頑張っているような気持ちになり、感謝を忘れていたことに。
今の生活は、決して自分一人の力で成り立っているわけではありません。
家族が見守ってくれていること。協力してくれていること。周りの方々が支えてくださっていること。その土台があるからこそ、私は安心して仕事にも、学びにも挑戦することができています。
そう考えた時、「全部を完璧にこなそう」と力んでいた気持ちが少しずつほどけていきました。
焦らなくていい。慌てなくていい。
今の自分にできることを、一つひとつ丁寧に積み重ねていけばいい。
そう思えたことで、不思議なくらい心が軽くなったのです。

忙しい時ほど、視野は狭くなり、「自分一人で頑張っている」と思い込みやすくなります。でも、ほんの少し立ち止まり、周りを見渡してみると、支えてくれている人や環境の存在に気づくことがあります。
そのことに気づくだけで、心の持ち方は大きく変わるのだと、今回改めて感じました。
一人ですべてを抱えているような気になって、勝手に自分を追い込んでいた自分が、なんだか少し恥ずかしく思えた出来事でした(笑)。